食べるをいかすライオン

スキルス胃がんで胃全摘したけど、ひたすらポジティブにチャレンジするブログ。

2022年社会福祉士国家資格 最期のあがき学習①『人体の構造と機能および疾病』

こんにちは、あおさん(@aosan)です。

ご無沙汰しております。

来月2月6日に社会福祉士国家資格を受験する最後のあがきで、19科目の覚えておくべき重要項目をまとめてシェアしていこうと思います。

私の備忘録であると同時に、他者にシェアする、他者に教えることで自分の学習効果を上げようという狙いです。

ですので、記事の作りはほぼ備忘録なので、超簡素になります。そこのところよろしくお願いいたします。

それではさっそくスタートです。

f:id:fk_aosan:20220109211529j:plain

人体の構造と機能および疾病

スキャモンの成長発達曲線

  • リンパ型…免疫機能組織、学童期から思春期初期に成人レベル以上
  • 神経系型…脳、脊髄、脳神経の発達。乳幼児期に急速に発達、学童期に成人レベル。
  • 全神経型…身長、体重、筋肉等の発達。新生児期から急速に発達、幼児、学童期停滞、思春期以降に急速に発達、成人レベル。
  • 生殖系型生殖器の発達。思春期以降に急速に発達し成人レベル。

 

身体の成長・発達

出生時 身長約49cm体重約3000g

 1年後 身長1.5倍、体重3倍

 出生後~1か月 原始反射

4~5か月 首がすわる

6か月~ 喃語、1語文

9~10か月 はいはい

11~12か月 つかまり立ち

1歳6か月 大泉門閉鎖(頭の骨の継ぎ目)

2歳未満 2語文

2~3歳 乳歯が生えそろう

3歳~ 語彙が増える「おはよう」「ぼく」「わたし」など

老化

フレイル・・・要介護状態に至る手前の状態

 ①体重減少、②歩行速度の低下、③握力低下、④疲れやすい、⑤身体活動レベル低下

 いずれの3つ以上に該当する場合

 

人体の構成要素

細胞・・・約60兆個

染色体・・・46本22組44本の常染色体と2本の性染色体。

性染色体・・・女性はX染色体が2本、男性はX染色体とY染色体1本づつ。

組織・・・上皮組織、支持結合組織、神経組織、筋組織。

体液・・・成人体重の60%

血液・・・血漿成分55~66%血球成分34~45%

赤血球・・・血液1m㎥中、成人男性約500万個女性450万個

白血球・・・血液1m㎥中、約6000~8000個

      顆粒球、リンパ球、単球

血小板・・・血液1m㎥中、約13万~37万個

 

各器官等の構造と機能

心臓・・・血液の循環系は、肺循環(小循環)体循環(大循環)

  • 肺循環…体循環を終えた静脈血が、心室 ⇒ 肺動脈 ⇒ 肺(ガス交換を行い動脈血となる) ⇒ 肺静脈 ⇒ 左心房
    肺動脈、肺静脈は名前と逆の血液が流れる。肺動脈は静脈血、肺静脈は動脈血。
  • 体循環…肺循環を終えた動脈血が、心室 ⇒ 大動脈 ⇒ 全身組織の毛細血管 ⇒ 静脈 ⇒ 上・下大静脈 ⇒ 右心房

 

・・・大脳、小脳、間脳、脳幹。

  • 大脳
    前頭葉 ⇒ 思考、創造、後の方に身体を動かす運動野
    頭頂葉 ⇒ 皮膚知覚
    側頭葉 ⇒ 聴覚、情報、感情、記憶
    後頭葉 ⇒ 視覚
  • 小脳・・・平衡機能、姿勢反射、随意運動
  • 間脳・・・視床視床下部・脳下垂体
    皮膚、深部感覚を大脳皮質に伝える、体温、睡眠、覚醒、性衝動、ホルモン分泌。
  • 脳幹
    中脳 ⇒ 視覚・聴覚・眼球運動の反射中枢、姿勢維持反射
    橋 ⇒ 顔、眼球を動かす
    延髄 ⇒ 生命維持に重要、呼吸、循環器系機関の調節作用

 

呼吸器系

気道 … 外鼻 ⇒ 鼻腔 ⇒ 喉頭 ⇒ 気管 ⇒ 気管支 ⇒ 肺 ⇒ 肺胞

 ※鼻から肺胞まで

消化器系

消化管 … 口腔 ⇒ 咽頭 ⇒ 食道 ⇒ 胃 ⇒ 小腸 ⇒ 大腸 ⇒ 肛門

 ※唾液腺、肝臓、すい臓、胆のうが付属。

 

胃 … 噴門 ⇒ 胃体 ⇒ 幽門

小腸 … 十二指腸 ⇒ 空腸 ⇒ 回腸

大腸 … 盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸

 

泌尿器系

腎臓、腎盂、腎杯、尿管、膀胱、尿道

 

支持運動器官

平滑筋 … 内臓などの筋肉を構成する、不随意筋、コントロール不能

横紋筋 … 骨格筋を構成する、随意筋、鍛えることができる。

 ※心筋は横紋筋だけど不随意筋。

 

ICIDHとICF

ICIDH・・・1980年WHOが発表。国際障害分類

 障害の概念を「機能障害」「能力障害」「社会的不利」

 

ICF・・・2001年ICIDHを改定。国際生活機能分類

 健常な機能を重視「生活機能」というプラス面に着目

  • 「心身機能・身体活動 ⇒ 機能障害
  • 「活動」        ⇒ 活動制限
  • 「参加」        ⇒ 参加制約

 総称して「障害」と呼ぶ。

障害の背景要因 … 「環境因子」「個人因子」

 

疾病

三大疾患 … 悪性腫瘍、心疾患、脳血管障害

 

虚血性心疾患 … 冠動脈硬化、心筋の活動低下、心不全

 狭心症 … 発作10分ほど、ニトログリセリンが有効。

 心筋梗塞 … 激しい胸痛、呼吸困難、モルヒネ

 

頭蓋内出血 … 脳出血(活動中に好発)くも膜下出血

脳梗塞

 脳血栓 ⇒ 休息時の発症

 脳栓塞 ⇒ 突発性

 

筋萎縮性側索硬化症(ALS) 

 全運動神経系の上位・下位の運動ニューロンに退行変性を起こす進行性の疾患。

 原因不明。

 陰性四徴候 … 感覚障害、眼球運動障害、膀胱・直腸障害、褥瘡

 

パーキンソン病

 原因不明。ドーパミンの産出低下
 震戦、無動・寡黙、固縮、姿勢反射異常。仮面用顔貌
 自律神経系の乱れ、発汗、排尿以上、起立性低血圧、便秘。

 

染色体異常
  • ダウン症 … 21番目の常染色体が3本
    中・高糖度の精神発達遅滞、吊り上がった目じり、鼻梁扁平、耳介の変形、狭い口蓋、舌、後頭部扁平など
  • ターナー症候群 … X染色体が1本しかない、2本のX染色体のうち1本欠損。
    女性に起こる。低身長、翼状頸、肘の外反、無月経など
  • クラインフェルター症候群 … 常染色体は正常、性染色体がXXY、XXXYなどの異常男性に起こる。精巣発育不全、無精子症女性化乳房など。

 

障害

視覚障害
  • 網膜色素変性症 … 網膜に異常な色素沈着、進行性、夜盲、原因不明。
  • 糖尿病性網膜症 … 高血糖状態が続き網膜の毛細血管が傷み視力低下。
  • 加齢黄斑変性症 … 加齢、網膜に老廃物、黄斑部が障害。

 

聴覚障害
  • 伝音性難聴 … 外耳から中耳まで「伝音系」の障害。補聴器などで改善
  • 感音性難聴 … 内耳から脳まで「感音系」障害。メニエール病突発性難聴、内耳の疾患。

 

精神障害の分類

ICD-10 … 国際疾病分類。WHO、2018年改訂版ICD-11。

      診断分類を国際的に統一する取り組み。

      カテゴリーFが「精神および行動の障害」

 

DSM … 精神障害の診断と統計のマニュアル、アメリカ精神医学会。

  •  1980年 DSM-Ⅲ
    精神障害者についての捜査的診断基準、多軸診断
  •  1994年 DSM-Ⅳ
  •  2000年 DSM-Ⅳ_TR
  •  2013年 DSM-5
    「多軸診断」を廃止、「多元的診断」を導入。

 

統合失調症

  • 15~35歳で発症、児童期、40歳以上の発祥はまれ
  • 幻覚、自我意識障害、思考の障害、感情障害など
  • 陽性症状 ⇒ 精神運動興奮、イライラ、不眠、不安、幻覚、妄想、奇異な行動など
  • 陰性症状 ⇒ 意欲喪失、無気力、感情鈍麻、自閉など
  • 破瓜型 … 青年期から潜行的に発症、ゆっくり進行。予後不良幻覚、妄想は少ない、思考障害、感情鈍麻。人格荒廃。独語、独り笑など。
  • 緊張型 … 青年期に急激に発症。緊張病性興奮、緊張病性昏迷状態が周期的、交互に発現。常同症、衒奇症、拒絶症、カタレプシーなど。比較的短期に回復、再発を繰り返す。
  • 単純型 … 無気力、無感動、陰性症状進行。発症の時期を特定しにくい。

 

気分(感情)障害

 うつ状態躁状態が周期的に出現。
 気分の変化が出ている期間を「エピソード」という。
 統合失調症に比べ予後は良好
 発病年齢は、思春期以降、思春期と50~60歳にピークあり。

  • 双極型 … うつと躁を交互に繰り返す。
  • 単極型 … うつまたは躁の状態だけを繰り返す。

 

  • うつ病エピソード
    抑うつ気分(朝強く、夕方比較的軽減)、日内変動、不健康感、自責観念、精神運動制止、思考制止、うつ病性昏迷、罪業妄想、貧困妄想、心気妄想
    食欲低下、消化器症状、便秘、体重減少、睡眠障害、頭痛、動悸、性欲減退など。自殺企図。初期と回復期に注意。
  • 躁病エピソード
    気分が過剰に高揚、観念奔逸、誇大妄想、注意散漫、錯覚、誤認、行動心拍。金銭的、性的に逸脱行為。睡眠量が不足しても疲れや苦痛を感じない。食欲が亢進。

 

リハビリテーション

リハビリテーション4つの領域

 

地域リハビリテーション

 

最期まで悪あがきをして、1点でも多く点を取ろう。

 

オススメ参考書はコチラ

 

  PVアクセスランキング にほんブログ村

 にほんブログ村ランキングはこちらです