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2022年社会福祉士国家試験 出題されるであろう重点項目②『ソーシャルワーク専門職のグローバル定義』

こんにちは、あおさん(@aosan)です。

2022年社会福祉士国家試験を受験する最後のあがきです。

出題されるであろう、単発の重点項目です。

今回はソーシャルワーク専門職のグローバル定義』

まず、間違いなく出題されるであろう項目です。

 

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2014年7月、国際ソーシャルワーカー連盟、および国際ソーシャルワーク学校連盟総会採択されたもの。
ソーシャルワーク専門職の国際的な定義とされている。

ソーシャルワーカー社会福祉士を目指すものにとっては、知っておけ!の
超重要な定義!

 

ソーシャルワーク専門職のグローバル定義

 ソーシャルワークは、社会変革社会開発社会的結束、および人々のエンパワメントと開放を促進する。
 社会正義、人権、集団的責任、および多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。
 ソーシャルワークの理論、社会科学、人文学、および地域・民族固有の知を基盤として、ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々や様々な構造に働きかける。
 この定義は、各国及び世界の各地域で展開してよい。


中核となる任務

 ソーシャルワークは、相互に結びついた歴史的・社会経済的・文化的・空間的・政治的・個人的要素が人々のウェルビーイングと発展にとってチャンスにも障壁にもなることを認識している。
 構造的障壁は、不平等・差別・搾取・抑圧の永続につながる。
 人種・階級・言語・宗教・ジェンダー・障害・文化・性的指向などに基づく抑圧や、特権の構造的原因の探求を通して批判的意識を養うこと、そして構造的・個人的障壁の問題に取り組む行動戦略を立てることは、人々のエンパワメントと解放を目指す実践の中核をなす
 不利な立場にある人々と連帯しつつ、この専門職は、貧困を軽減し、脆弱で抑圧された人々を解放し、社会的包摂と社会的結束を促進すべく努力する。

原則

ソーシャルワークの大原則は、人間の内在的価値と尊厳の尊重、危害を加えないこと、多様性の尊重、人権と社会正義の支持である。

 ソーシャルワークは、複数の学問分野をまたぎ、その境界を越えていくものであり、広範な科学的諸理論及び研究を利用するここでは、「科学」を「知」というそのもっとも基本的な意味で理解したい。
 ソーシャルワークは、常に発展し続ける自らの理論的基盤及び研究はもちろん、コミュニティ開発・全人的教育学・行政学・人類学・生態学・経済学・教育学・運営管理学・看護学・精神医学・心理学・保健学・社会学など、他の人間諸科学の理論をも利用する
 ソーシャルワーク研究と理論の独自性は、その応用性と解放志向性にある。多くのソーシャルワーク研究と理論は、サービス利用者との双方向性のある対話的過程を通して共同で作り上げられてきたものであり、それゆえに特定の実践環境に特徴づけられる。

実践

 ソーシャルワークの正当性と任務は、人々がその環境と相互作用する接点への介入にある。環境は、人々の生活に深い影響を及ぼすものであり、人々がその中にある様々な社会システムおよび自然的・地理的環境を含んでいる。ソーシャルワークの参加重視の方法論は、「生活課題に取り組みウェルビーイングを高めよう、人々や様々な構造に働きかける」という部分に表現されている。
 ソーシャルワークは、できる限り、「人々のために」ではなく、「人々とともに」働くという考え方をとる。社会開発パラダイムに従って、ソーシャルワーカーは、システムの維持あるいは変革に向けて、さまざまなシステムレベルで一連のスキル・テクニック・戦略・原則・活動を活用する。ソーシャルワークの実践は、さまざまな形のセラピーやカウンセリング・グループワーク・コミュニティワーク、政策立案や分析、アドボカシーや政治的介入など、広範囲に及ぶ

 

 

 

 

 

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