食べるをいかすライオン

スキルス胃がんで胃全摘したけど、ひたすらポジティブにチャレンジするブログ。

胃全摘後1年4か月の『からだのトラブル』5選【一番の問題はセルフコントロール】

こんにちわ、胃全摘ブロガー あおさん(@aosan)です。 

3か月ごとにやっております、現在の『からだのトラブル』をまとめました。

胃全摘後1年4か月になるので、また5つ現在の「からだの悩み」についてあげていこうと思います。

今回、書いていて思ったことは、だいぶ自分のからだの「仕組み」を理解してきたなぁと感じました。予防、対策をわかっていながら、うまくできない、やめられない。そんなランキングです。

さぁ、トラブル内容と、対策について整理していきます。

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前回までのまとめ記事

胃全摘後1年1か月の『からだのトラブル』5選

胃全摘後10か月の「からだのトラブル」5選

胃全摘後7か月の「からだのトラブル」を整理してみました。

胃全摘後4か月の身体のトラブルを整理してみました。

前回の5選
1位 症状の重い低血糖(後期ダンピング症状
2位 食後の腹痛、倦怠感(前期ダンピング症状
3位 急激な腹痛からの下痢
4位 不規則な排便
5位 腹鳴(腸がゴロゴロとなるやつ) 

1位 腹痛⇒下痢⇒低血糖のコンボ

発症頻度:1か月に1回程度

持続時間:腹痛約30分⇒下痢30分⇒低血糖1時間後

対処方法:腹痛と下痢⇒ひたすら耐える、低血糖⇒甘いものを飲むか食べる

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前回と同じく1位は低血糖なんですが、
問題はこのコンボです。
まず、消化に悪いものを食べてしまい、前期ダンピング症状で腹痛になります。
苦しむだけ苦しんだら、急激な排泄が起こります。
トイレで出すだけ出したら、最後は下痢になって終了。
そして、その30分~1時間後に後期ダンピング症状低血糖がやってきます。ほぼ確実に。

この低血糖症状は、血糖値が上がるものを食べたから上がるのではなく、下痢が原因です。

対策

まずは、下痢を誘発するような(私にとって)危険なモノは食べないようにするのが一番なんですが、いろいろ食べれるようになってきたので、これがまた食べちゃうんですね。
腹痛が来たら、もう耐えるしかないです。
下痢で腹痛は終わりますが、最後に追い打ちで低血糖が来ますので、兆候を感じたら甘い飲み物、ブドウ糖を摂って安静にしているしかないです。 

2位 休日やイレギュラーな仕事の日の体重減少

発症頻度:週末など

持続時間:なし

対処方法:きちんと食べること

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問題は休日やイレギュラーな予定が入った仕事の日に「食事」の時間の確保や管理がおざなりになる傾向が強いです。
休日は朝は食べたり、コーヒーだけだったり、お菓子だけで済ませたり。間食を摂るのを忘れたり。
仕事の日は特に外出した時ですね、負担の大きいものを避けようとすると、店に入ることや、コンビニで食事を買うのを躊躇して、手持ちの栄養補助食品で済ませてしまったり。実は、昨日もそうだった。

対策 

外出時の食事ってまだまだ課題なので、困ってます。
家族での外出時なら、食後少しだけ眠らせてもらうこともできますが、仕事の外出時はさすがに、そうもいきませんからね。

3位 食事の詰まり

発症頻度:ほぼ毎食

持続時間:約5分

対処方法:ひたすら過ぎ去るのを待つ

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最近は特に食べれる量が増え、調子がいいので「やってしまう」ことが多いです。

うっかり「噛み」が足りずに飲み込んでしまう。

家族と話しながら食べたりしていると、最初の一口二口がウマかったりすると「やってしまう」。

どうなるかというと普段健康な人でも「喉につかえる」ということはありませんか?

あの状態が延々と続きます。

これは胃がないので十二指腸の入り口で渋滞を起こしています。特に「噛み」が足りないとすぐ詰まりますし、時間をかけて食べてあげないとすぐ詰まります。

この状態はつっかえているのとは違うので、水分で流し込もうとすると逆効果。さらに苦しくなります。
これは渋滞を起こしているところに、さらに車が並んでいくのと同じ感じ。さらに言うなら、水分はバイクのようにすり抜けて行けるかもしれませんが、料金所(十二指腸の入り口)で渋滞を起こしているような状態なので、結局並ばなければなりません。

この状態になると、動悸、腹部の苦しさ、胸、喉元の苦しさ、冷や汗、吐き気と、まぁ、ありとあらゆる苦しみが襲ってきます。

対策

時間をかけて食べる。これ一択です。

起きてしまったら、耐えるしかない。

酷い時は、吐く。というより上から戻すという方がいいのかな。

4位 朝食後の低血糖(ほぼ10:00に発症)

発症頻度:毎日

持続時間:対策しないとずっと

対処方法:甘いもの、甘い飲み物を摂る

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今まで仕事の日の朝食は、通勤時間帯に排泄関係のトラブルが起きないように、INゼリーとクリーム玄米ブランでおにぎり2個分のカロリーで計算して食べていました。

どちらも栄養補助食品でとても食べやすく消化器系への影響がほとんどないので、ずっと続けていたのですが、私の体調が回復してきており、その実感もあるので、先日より「手作りのおにぎり」に変えてみました。

これはコスト的な意味合いもあるのですが、できれば暖かくて美味いの食べたいという気持ちと、通常の食事に戻していこうという意味で始めました。

しかし朝のおにぎりは、「白米」のかたまりであり、副菜も取れないことから、急激な血糖値の上昇を招きます。

ですので、食後ほぼ2時間きっちりに後期ダンピング症状が来ます。

症状は弱い時も強い時もありますが、その時間に至る前に「甘いもの」を摂ればほぼ問題ありません。ですので、対策コミコミでやっています。

しかし、先日これをうっかり忘れ、しかも甘いものを持たずに外出してしまい、フラフラの状態でコンビニに入って、甘いものと栄養補助食品を買って、急場をしのぎました。

やっぱりコエーです。低血糖。今回は運転中だったし(-_-;)

対策

10:00前後に間食を摂る。

兆候を感じたらすぐに飴をなめる。ブドウ糖でもOK。

5位 食後の強い眠気⇒睡眠

発症頻度:食後

持続時間:30分~2時間ぐらい

対処方法:なし

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これも毎食です。

でも強烈な眠気に襲われるのは、しっかりと食べた後ですね。

だんだんとわかってきたのですが、ある一定の量を食べると、お腹が苦しくなり、全身の倦怠感に襲われ、眠気が来ます。これが前期ダンピング症状なんですが、そのある一定量のところでやめると、その後の活動に支障がない場合があります。

ここが難しいところで、食べたい気持ち、据え膳。食べちゃうでしょう(笑)
私はあらゆる場面で食事は食べきれないので残しますが、それでも食べれるだけは頑張っちゃいます。そこが食欲。

しかし、がんばっちゃうと、こうなります。
職場のお弁当はおよそ半分食べて、その後30分は動けません。休憩時間の半分は睡眠です。

夕食は比較的しっかりと限界まで食べるので、するとひどい時は2時間ぐらい眠ってしまいます。目を覚ますと、もう12時。なので、また寝る。こんな感じです。

例えば、職場で食事中に何らかの仕事のトラブルなどで、食事を中断した時などは、実は体が軽いです。

その時の食事量はどれくらいかというと、ごはん二口におかず1つぐらいです。
軽食にもならない(笑)

 対策

どうしても食べるシチュエーションを考えてしまいます。
職場での弁当なら、量はこれくらいで休憩時間はこのくらい。

家での食事なら気にすることはない。
しかし、外出時の食事はよく考えないと動けなくなってしまう恐れがあるので、あまり冒険はしないようにする。

今はコロナ禍なので機会がありませんが、職場の仲間、友達との食事となったら・・・。みんなに気を使わせたくないしな、うわ~、気が重い。

番外編 よくなってきたこと

今回も悪い点ばかりでなく、良くなってきたと実感していることを上げていきます。

  • 『分食』により体重が増加、安定してきている。
  • お店の『ラーメン』1人前が食べられたので、いろいろチャレンジをしている。
  • 筋トレで体力もついてきたので、仕事には体力的な支障はほぼなくなってきている。

いい傾向だと思います。
しかし、食後は幼稚園児とケンカして負ける自信があるぐらい弱りますがね(笑)

まとめ

術後1年4ヶ月たった、今の状況をまとめてみました。

まずは順調で、自分のからだの仕組み(笑)もよくわかってきた感じです。

なので、一番の問題は『セルフコントロールですね(-_-;)

来月は1年6か月の定期健診。

あの嫌な造影剤CTです。毎回気が重い。

みなさまのご参考になれば幸いです。

 

また、胃全摘後の問題やトラブルに関しての記事はコチラも参考にしてください。

www.illnessaosan.info

www.illnessaosan.info 

www.illnessaosan.infowww.illnessaosan.info 

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