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2022年社会福祉士国家試験 出題されるであろう重点項目⑧『神経系』

こんにちは、あおさん(@aosan)です。

2022年社会福祉士国家試験を受験する最後のあがきです。

出題されるであろう、単発の重点項目です。

今回は『神経系』

頻出問題の『脳』を含む、ポイントの高い項目です。
なにげに「人体の構造と機能および疾病」、「心理学理論と心理的支援」の2項目をまたがっているので、出題必須。

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中枢神経系

脳神経

脳と頭部やそのほかの抹消とを連絡する。

脊髄神経

脊柱管の中に下がっており、脊髄と体幹や体肢の抹消とを連絡する。

 

ニューロン

神経系の構成単位であり、機能的単位
樹状突起神経細胞体、神経突起(軸索)からなり、電気信号によって、シナプスを通じて、他のニューロンへ情報を伝達する。

シナプスで情報の伝達に使われる化学物質は、主にドーパミンアセチルコリンセロトニンノルアドレナリンなど

 

外側を硬膜くも膜軟膜という3つの膜(脳脊髄膜)に包まれ、くも膜と、硬膜の間髄液が通る。

成人男性 1,300~1,400g
成人女性 1,200~1,300g

18~19歳で完成20~40歳で最も重く60歳ぐらいから減少する。

大脳皮質細胞の数は約140億個

 

大脳

大脳縦列という深い溝で左右に分けられる。
大脳半球の表面から1.5~5mmの厚さまでは灰白質大脳皮質と呼ばれる。
これより内側は、白質

大脳皮質は高次機能をつかさどる新皮質と、本能的活動、情動、記憶などの原始的機能をつかさどる古皮質に分けられる。

大脳基底核
白質の中にある神経細胞の集塊
骨格筋の運動や、筋肉の緊張を調節する経路を支配。
※この部分に損傷を受けると、パーキンソン病などによる不随意運動が生じる。

 

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前頭葉

思考創造に関する活動
後の方に身体を動かす運動野がある。

運動性言語中枢ブローカ野がある。
※ここに損傷を受けると、複雑な文章を作り出すことができなくなり、内容語のみで構成されるブローカ失語になる。なお、言語理解は正常。

 

頭頂葉

主に皮膚知覚に関する活動

体性感覚野がある。
左右反対側からの体性感覚を右脳左脳のそれぞれで受けている。
感覚情報を統合して体や空間を認識する働きや、目的をもって動作する働き。
※ここに損傷を受けると、運動障害がなく、理解力があるにもかかわらず、目的に沿った運動野動作が困難な状態である失行が生じる。

 

側頭葉

聴覚、情報、感情、記憶に関する活動
大脳辺縁系を構成する海馬、海馬傍回、偏桃体などがある。
感覚性言語中枢ウェルニッケ野がある。
※この領域に損傷を受けると、ウェルニッケ失語症、感覚失語になる。この障害は、言語理解の障害、音声言語の場合は自然な発音のリズム、話す言葉に理解可能な意味が存在しなくなる。

そのほか、聴覚野、嗅覚野がある。

 

後頭葉

主に視覚に関する活動
視覚野がある。

※この領域に損傷を受けると、物が見えてもそれが何かわからなくなる視覚失認が生じる。

 

小脳

平衡機能・姿勢反射・随意運動
※この部分を損傷すると、身体の平衡機能が乱れ、運動失調症を起こす。

 

間脳

視床

間脳の大部分を占める。
知覚、聴覚、味覚、視覚の中枢

視床下部

自律神経を統合する中枢
体温、食欲、睡眠、情動行動など

脳下垂体

ホルモン分泌の中枢
視床下部に支配される

 

脳幹

中脳

視覚・聴覚
眼球の運動の反射中枢
姿勢の維持反射

 

顔・眼球を動かす

大脳半球と小脳との連絡路

 

延髄

生命維持にとって重要
呼吸・循環器系器官の調節作用
嘔吐・咳などの中枢機能

 

脊髄

知覚・運動神経伝達経路
脊椎に囲まれている
上部は、頭蓋骨のある後頭孔から延髄へ。
下部は、第1~2腰椎の高さまで。
中心部は灰白質の集まり。外側に白質、周りは髄膜でおおわれる。

※脊髄が損傷されると、損傷部位から下には脳の指令が届かなくなり、体の各部分から脳への情報も届かなくなり、体に麻痺が生じる。

末梢神経系

性神経と自律神経に分けられる。

性神

脳神経と脊髄神経からなる。
痛みや温度などを脳に伝える『感覚神経』
自分の意思で体を動かす『運動神経』
などの働き。

脳神経

脳から出る神経で、大部分は頭部に分布
目や耳と言った感覚器知覚や運動をつかさどる。

脊髄神経

全部で31対62本全身に分布。
主な働きは、
頸部から下肢に至る皮膚、筋肉の動き、知覚の調節。

  • 頸神経  8対
  • 胸神経  12対
  • 腰神経  5対
  • 仙骨神経 5対
  • 尾骨神経 1対

計 31対

 

自律神経

視床下部(間脳)に中枢。
交感神経と副交感神経の2種類。
一方が優位の時に、一方が抑制されるという、互いに相反する作用。
二重支配を受けることによりバランスが保たれている。

主に、内臓に分布し、心臓、消化器、血管、汗腺など、意志に関係なく機能する組織の調節をする。

 

交感神経と副交感神経の作用

  心拍 血管 血圧 瞳孔 気管支 発汗 消化運動 立毛筋
交感神経 促進 収縮 上昇 拡大 拡張 促進 抑制 収縮
副交感神経 抑制 拡張 下降 縮小 収縮 抑制 促進 弛緩

覚醒時には交感神経が、就寝時や安静時には副交感神経が優位になる。

消化運動がイメージとは逆の動きをすることに注意!

 

その他

植物状態

大脳、小脳が機能停止し、脳幹の機能は残存している状態。

 

脳死

脳幹を含む全脳が不可逆的に停止した状態

 

 

神経系、おもに脳について、ほぼ網羅してみました。
交感神経、副交感神経の逆に作用する消化運動なども出題しやすいところですね。

さ、次次。

 

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